Facebook内でバトンを受け取り、投稿した内容ですが、アルバム10枚を選ぶ機会もなかなかないので、こちらにも載せておこうと思います。
ギターでサポートいただいている本田さんからのご指名で、『10日間連続で、自分の「聴覚」に、多大に影響を与えたレコードのアルバムカバーを、1日1枚投稿してゆくミッション、説明や理由は一切なし。』
・・・とのことで、バトンを受け取りましたが、10日連続も、1枚投稿に付き1人を指名するのも、少々悩ましいので、10枚一度に、バトンは渡さず、レコード時代だけじゃなく、ほとんどCD、そして、理由も説明もつけちゃう、ルール逸脱しまくりで投稿しちゃいます!
・・・にしても、10枚に収めるの、なかなか大変ですよね。皆さん、ご苦労されたであろうことがよくわかります。
80年代歌謡曲好きを公言していますが、私の歌人生に影響を与えたアルバムに加えて、今、文句なしに、心地よくリピートして聴きたいアルバムを選んだら、意外と2000年代のアルバムが多くなりました。そして、6:4=邦楽:洋楽の割合に。やっぱり、私は日本語が好き。
・中森明菜『BITTER AND SWEET』(1985)
小学生時代、私を歌うことに目覚めさせてくれた、中森明菜。
デビューから今日まで、だいぶ歌声が変わった彼女だけど、個人的に一番魅力的だと思える時期のアルバム。
井上陽水・EPO・飛鳥涼・角松敏生・吉田美奈子・松岡直也・神保彰・・・と、豪華作曲陣。
・Carole King『Tapestry』(1971)
楽曲の良さもさることながら、大学時代、それまで、洋楽とはそれほど縁がなかった私が、なぜか入ってしまった洋楽のバンドサークルで、自分に合って、歌いやすいアーティストとして、目の前に現れてくれた、希望の光。何度リピートしたことか。
・Donny Hathaway『Live』(1972)
これも大学時代に出会った声。息の成分が多く、悲しみと甘みと・・・なんとも言えない深みのあるこの声。
ずっと聴いていたいこの声は、異次元に連れて行ってくれる。
・Al Green『I Can’t Stop』(2003)
この声も、なんて深みがあって、心に響いてくるのだろう。ファルセットの色気も魅力。1曲目の「I Can’t Stop」が最高。ホーンセクションとエレピとフルートソロのマッチングがたまらない。
・Maya Azucena『Junkyard Jewel』(2007)
これも上記、2アーティストと同じ方向性で。
彼女の深く、大きく広がる歌声と、「Set You Free」という曲が琴線に触れまくる。
私は、いつかの転生で、身近にブラックミュージックに触れてきたのではと・・・自由を愛し、抑圧からの解放を望む魂なんだと思う。
・Leyona『Niji』(2002)
最近、私自身のライブでカバーした2曲は、1stの『One blooD』収録曲。この『Niji』収録の「FREE YOUR SOUL」は、落ちた時に思いっきり歌うと、私を引き上げてくれる、とても大事な曲。幾度となく歌って、助けられてきた。15年ほど前にカバーしたことがあるけど、また、ライブで歌ってみたい。「風をあつめて」のカバーも収録。癒される。
・BONNIE PINK『Even So』(2004)
彼女の、乾いているけど、影のある歌声と楽曲を聴いていると、私の心に刺さって、切なくならずにいられない。この一つ前のアルバム『Present 』も捨てがたい。
・orange pekoe『Organic Plastic Music』(2002)
この楽曲と歌声を聴いていると、幸せで芳醇な気持ちになれる。
・paris match『type III』(2002)
paris matchは、どれもいいから、これ!と選びにくいけど、初めて聴いたこれを。
とにかくアレンジがかっこいいし、この歌声には癒される。体調が悪い時はparis matchでかなり助けられている。私にとってのセラピーアーティスト。
・flex life『mellow groove』(2004)
ベスト盤。1曲目の「getting better」が最高。個性的で色気のある歌声と、ハネもの好きの私にはたまらない曲。
これ以外にも、たくさんの音楽に出会い、共に歩み。助けられて生きてきました。これからも。
「音は裏切らない。」・・・私の大事な信念の一つです。