「宇宙」をテーマに。久々都内でのライブ。

前回の投稿から早くも2ヶ月以上が経過・・・

秋の香りが濃くなって参りました。
少し強い風も気持ちよい今日この頃ですね。

もう一ヶ月が経過してしまいましたが、先月9月5日に、またご縁をいただきまして、久々に都内でライブをやらせていただきました。

会場は、錦糸町にある、外観も店内も素敵な、本格インドカレー中心のダイニングレストラン&バー「リトルインディア」さん。ナンがとっっても美味しいお店です。

以前、「ジャガー・イケミのLOVE&HAPPINESS」に出演させていただく際にご尽力いただきました増永博之さんにご紹介いただき、今回、前半は増永博之さんのギター弾き語り、後半、私、fullmoon*bloomがピアノ弾き語りで出演という運びに。
今回のテーマは『宇宙』。

くしくも、一昨日10月6日には、梶田隆章さんがノーベル物理学賞を受賞されたとの発表があり、
宇宙への関心、可能性を与えるニュースで日本が盛り上がっているところですが、

この時点でテーマを決めた理由は、ライブ翌週の9月12日が「宇宙の日」。
1992年のこの日、毛利衛さんがアメリカのスペースシャトル・エンデバーで宇宙へ飛び立ちました。当時の科学技術庁と文部省宇宙科学研究所が1992年に制定したとのこと。
9月が宇宙月間と定められているのです。

その『宇宙』をテーマに1曲目にお届けしたのは「Fly me to the moon」。

原曲が発表されたのは1954年。この時点では3拍子で、現在よく耳にするアレンジとは違うものだったそうです。4拍子のボサノヴァ風に書き直された曲が、現在よく知られているアレンジの一つですが、その完成が1962年。1960年代、アメリカ合衆国はアポロ計画の真っ只中で、夢物語だった「月に連れて行って」という話が、現実に迫るものになり、時代のテーマソングのように扱われ、ヒットにつながったとのことです。

実際に1969年、アポロ11号によって月面着陸に成功。

一方、先進国の中では宇宙進出に遅れをとっている日本でも、月に向かう技術が。
月探査ロケット「かぐや(セレーネ)2」が日本初の月面軟着陸を行う計画で、ちょうど、アポロの50年後になる、オリンピックも迫る2019年、打ち上げ予定だそうで、楽しみですね。

2曲目はオリジナルの深呼吸曲。「雨の向こう」。
元々この曲は梅雨から梅雨明けをイメージして作った曲ですが、8月終わりから9月頭にかけて、本当に雨が続きましたので、この曲にしてみました。歌詞にも星に関する言葉がちょこっと入っています☆

3曲目は「Jupiter」。

歌の前に、シンギングボウルの音色をご紹介。
初めてシンギングボウルを見られた方々は、姿かたちを見ると、やはり「これは・・・?」という反応をされていましたが、お鈴での使い方とは違う、不思議な音の響きを感じていただけたのではと思います。
「Jupiter」では、冒頭部分をそのシンギングボウルの音色と、歌とでコラボしてみました。

4曲目はオリジナルで「To the exit」。

自分ではなんとなく宇宙の暗闇から出口を見い出すイメージがあるので、今回のテーマの中に入れてみました。

続いて、「宇宙」メドレー。

思い入れの深い、1980~90年代中心の曲でお届けしました。

1)青い地球(1978)「銀河鉄道999」エンディング曲。
ささきいさおさんの渋い声が印象的です。

2)星屑のステージ(1984) 当時ベストテン番組に3曲同時入りするほど人気絶頂のチェッカーズ。私もかなりのファンでした。

3)スターダスト・メモリー(1984) 小泉今日子さんのヒット曲。映画「生徒諸君!」主題歌。
作詞・作曲はアルフィーの高見沢俊彦さんですね。後のヒット曲「木枯らしに抱かれて」同様、とても素敵な曲です。

4)星のかけらを探しに行こうAgain(1999)
「福耳」1曲目シングル。元バービーボーイズの杏子さん、山崎まさよしさん、スガシカオさんのユニット。現在は元ちとせさん、スキマスイッチさん、秦基博さんなど、人数も増えてオフィスオーガスタ所属のアーティストさんが一同に介したユニットになっておられるようですが、初代、福耳さんの曲です。
オリジナルは1995年発表の杏子さんのシングル曲。
詩がとてもロマンティックです。

5)今宵の月のように(1997)テレビドラマ「月の輝く夜だから」の主題歌。
エレファントカシマシさんの楽曲。ヴォーカルの宮本さんの力強い歌声が魅力的です。

6)瑠璃色の地球(1986)
シングル曲ではないのですが、楽曲がよくて、合唱曲として愛されてきて、有名な曲です。
この曲は聖子さんが最初の結婚をされて、産休のために歌手活動を休止している時期に発売されたアルバムの中の曲。
そのレコーディング時にお腹にいたのが、昨年「アナ雪」で大活躍された神田沙也加さん。沙也加さんは「この曲を聴くと、いつも不思議な気持ちになる」とコメントしているそうです。

ちなみに、この曲も聖子さんの楽曲の多くの詞を手がける松本隆さんの詩です。
本当に多くのヒット曲を生んでいらっしゃいますが、天才的だと思います。

続いて「お誕生日」コーナー。
実際は9月の方はいらっしゃらなかったのですが、前倒しで10月生まれの方お二人のお祝いを。

皆さんと一緒に「Happy Birthday」を歌った後に、次に歌う曲を選択式にしてお二人に選んでいただきました。

結果、お届けしたのは、

「地上の星」(2000)中島みゆきさん楽曲。NHK「プロジェクトX」の主題歌で大ヒットでしたね。

「Moon River」(1961)「ティファニーで朝食を」にて主演のオードリー・ヘプバーンが歌い、現在まで愛されている曲ですね。

プログラム最後から2曲目に

「三日月」(2006)を。絢香さんの素敵な代表曲です。

予定していた最後の曲は

オリジナル曲「Open Heart」。

心の宇宙を開ければ・・・という思いで。
飛び入りでマスターにカホンを叩いていただいて、いい感じに軽やかになって助かりました!

今回、お客様はライブ目的ではない方も多かったのですが、温かくアンコールもいただきまして、
この後、予想より多くの曲を歌わせていただく流れとなりました。

今井美樹さんの「PRIDE」(1996)

前回高齢者施設でのライブで評判がよかった「The Rose」(1980) Bette Midler[ベット・ミドラー]を、今回も直訳詩の朗読と共に。

などなど・・・。

意外にも「オリジナルを・・・。」とのリクエストをいただいて、驚いてしまった場面もありましたが(笑)

そんな様子を、いつもはMCを抜いた演奏場面の抜粋を動画にすることが多かったのですが、今回はMCやお客様とのやりとりも合わせて、全編ではありませんが、編集したものを動画でアップいたしましたので、こちらでお楽しみいただければと思います。

(ちょっとお客様の会話も目立ちますが、全体の様子を楽しんでいただければ幸いです。)

https://www.youtube.com/watch?v=lsJA46uPKqs

今回も打ち合わせ時から、当日の場の盛り上げまで、本当にご尽力、お気遣いいただきました、マスター、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

そして、今回もご縁をいただき、ご自身の出演もある中で、音響調整に力を尽くしていただきました増永さんにも心より感謝いたします。

そして、そして、いつもながら、楽器運搬や動画撮影に力を貸してくれた主人にも、重ね重ね感謝です。

何かをすれば、よかったことも、反省点もいろいろありますが、
また、一つ、貴重な経験を、ありがとうございます。

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