現状、ほぼ投稿はお休み中で、諸々、まだ半休眠状態にも関わらず、昨日の誕生日には、皆さんにはお祝いやお気遣いのメッセージをいただき、ありがたい限りでございました。
正直、体調の完全復活の扉はまだ開かれていませんが・・・数ある難関をくぐり抜け、この世に生まれてこられた記念日を昨日迎え、この機会に、近況報告をさせていただければと思います。長くなりますので、ご興味、お時間ございましたら、ご覧いただければ幸いです。
まず、この写真ですが(笑)、44年前の私めでございます。ここに見えてはいませんが、今は亡き、祖母に抱かれています。何を真剣に見ているのでしょうか。気になります。
残念ながら、今世は母として、祖母として、このように子を抱く側の経験はできなく、同時に子育ての苦労も経験できない部分では、この歳になっても、親の苦労を実感はできていない、と思う一方で、無事、この世に生を受けるまでの奇跡の意味は、少なからず、実感しているので、両親がこの世に生を持ち、私を無事生んでくれたことに対しては、心から感謝できる自信はあります。
現在の身体の方ですが・・・この不調の症状は、経験しない方も多く、波もあって、日によって、軽い時も、日常生活に支障をきたすほど、重い時もあって、なかなか理解されにくいもので・・・悩んでいる方は少なくないと思いますので、またの機会に詳細をお話できればと思っています。
そして、今年は本格的にライブ活動を再開させるのが目標でしたが、残念ながら、それは来年に持ち越しになります。
ここ数年、実現したいことが、気持ちや頭の中で、たくさん巡っていても、様々なことで思うようには進まない時間は、非常にもどかしく思いながら・・・そんな中でも、近くや遠くで支え、見守ってくれている家族や、友人、また新たに、助けてくれる方々に巡り合って、少しずつでも前に進めている状況に、本当に感謝しかない、毎日です。
また、フルに動けて、何でもできていた時には、自分次第でなんでもできるんだと・・・それは、ある意味真実ではあっても、「その時点」で、「何か」ができていない人も、それぞれ、いろいろな事情を抱えていたり、それぞれの個性や、特性や、タイミングがあって、そして、そんな時でも、「できている何か」はあって・・・他人に対して、そのようなことを理解できていなかったり、周りに感謝をしているつもりでも、自分の力でやっているのだと、いつの間にか勘違いしてる部分があったり・・・この数年の経験や、現状、パッとは良くならない体調を抱えていることで、そこに本心で思いを向けることができるのは、せめてもの収穫かと思います。
私の周りには「大人」のお友達が多いのですが、まだまだ若輩者の私は、それなりに経験をしないと、実感できないことばかりです。
これまで、身体が自由に動けている時も、結果を出したくて、焦って前のめりになって失敗したり、周りに迷惑をかけながら、学んでいます。
一方で、先日「ボクらの時代」に出演した、高橋メアリージュンが大切にしているという言葉・・・
『Difficult?・・・Yes. Impossible?・・・No.』
・・・とても心に響きました。
この話の詳細は、またの機会に書きたいと思っていますが、この言葉が表す姿勢は持ち続けたいと、強く、思います。
そして、体調が悪い時だからこそ、心の底から思えるのは、私のエネルギーの源は、歌う事だということ。どんなに体調が悪い時でも、「歌いたい」と思うし、実際、歌うと、「生きている」と思う。
自分がコンセプトにしている「ミュージックセラピー」を、自ら実体験しています。 今、できることをして、現状限られている自分の中のエネルギーを、まずはライブ活動への復活に、注ぎたいと思います。 そして、外向きに還元できるように・・・。
先日、「ゆらゆら」さんのマスターに、”当日の体調次第で”と・・・今の私には大変ありがたい融通を利かせていただいて、半年ぶりに「ゆらゆら」さんの「弾き語りナイト」に出演させていただきました。前回出演時よりも、自分でも驚くほど、異常な緊張状態で、パフォーマンスとしてはボロボロでしたけど、マスターをはじめ、出演者の皆さんに温かく見守られて、一歩が踏み出せました。
ただ・・・歌だけならそれなりに、なのですが、弾き語りとなると、体調は関係なく、人前だとまだまだ緊張に勝てないので、それも今後の大きな課題です。
一つ歳を重ねたこの機会に、 身体が動ける範囲で、少しずつ、演奏機会を増やしていって、来月に迫った2020年中には、新たな扉を開きたいです。
人の寿命はわかりませんが・・・自分の人生が、平均寿命の80～90歳までだとしたら、まだ半分ほど。この写真の時に比べたら、体調不良があっても、自分でできることだらけ。そして、日本という、現時点では自由意志で動ける、恵まれた環境で生きられている。焦らず、でも、現状に、逆境に、埋没しないように、強い信念を持って、進みたいと思います。
「アーティスト」としては、何も語らず、ライブを再開して、ただただ、パフォーマンスを観ていただくのが、かっこいい姿だと思うのですが、このような、本来、人に見せたくない、もがきや葛藤も、「セラピスト」としては、どなたかの、何かしらのお役に立てるのではないかと・・・近況報告として、言葉にさせていただきました。
とりあえず、現在、こんな感じで生きています。ご縁ある皆様、今後とも、よろしくお願いいたします。
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