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「レンタルなんもしない人」と「徹子の部屋」からNEWSの人材を知る

「レンタルなんもしない人」・・・4月9日から、テレビ東京で水曜深夜(0時12分~)に放送しているドラマ。 事前情報なく、タイトルに興味を持ち、たまたま見始めたのだが、かなり当たりだった。 まず、「なんもしない」という主人公だが、実際は、かなり人の役に立っていながら、この気負わなさ、この空気感に癒される。 そして、最初から気負っていなかったわけではなく、この主人公を理解し支える、奥さんの心意気にも癒される。 他人にとっては、なんてことのないことでも、本人にとって、とても悩ましく、心に小さくない曇りをつくっていることはたくさんある。そして、その悩みは、一見、大ごとではなさそうでも、チクチクささっている棘のようで、自分ではその痛みの原因に気づかなかったり、気づいていても、自分では抜けないものだったりする。そんな小さな棘を、この「レンタルなんもしない人」自身は意図せずも、彼が、ピンセットでスッと抜いてくれる役割をしているような気がする。 そして、この「レンタルなんもしない人」を演じるのは、NEWSの増田貴久。 この人の演技は初めて見たし、正直、 4人いるNEWSのメンバーで、歌が上手い2人のうちの、手越祐也じゃない方・・・という認識しかなかったのだけど・・・かなりはまり役だと思ったし、この雰囲気を出せるのは、なかなかの演技力だと思う。 ちなみに、同じく、テレ東で3月まで放送していた「コタキ兄弟と四苦八苦」というドラマがあって、これも、自身をレンタル素材とするレンタル業の話で、結構面白かったが、そのレンタル兄弟役の一人、古舘寛治が何気にこの「 レンタルなんもしない人」に出演しているのも面白い。 さらに驚いたのは、このドラマ、原作があるのだが、「レンタルなんもしない人」は実在するのだ。 ご興味があれは、Twitterで検索あれ。ドラマを観てると、ちょっと、「おお。」となる。 ただ、マネっ子アカウントが多いのでご注意を。 ドラマは、恐らくあと2回ほどで終わってしまうと思うけど、ご興味あれば、見逃し配信などでどうぞ。 続いて、4月22日に「徹子の部屋」に出演していた、同じくNEWSの加藤シゲアキ。 黒柳徹子に、最後に「作家らしい愛の言葉を」との突然の無茶ぶりに、引用した言葉が素晴らしかった。 「憎しみは憎しみによって止むことはなく、愛によって止む。」 これは、1951年のサンフランシスコ講和会議での、セイロン(現スリランカ)代表、ジュニウス・リチャード・ジャヤワルダナの演説の中の言葉で、さらに、これも仏陀の言葉からの引用だったようだが、これを出してきた加藤シゲアキの評価が一気に上がった。 私は、NEWSのファンでもなんでもないのだけれど、先月突如、NEWSに人材がいることを知った、2つの番組だった。 ...
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