2020年10月16日ライブレポート

10月16日、ライブ&カフェ 宮内家さんでのライブから、早くも2週間が経ちました。

今回も相変わらずの緊張病が一番のネックで、私自身のパフォーマンスの出来はイマイチでしたが、ちょこちょこ、いいところも・・・?そして、全体の構成とギター伴奏の技術はお楽しみいただけると思います。詳細レポート共に、最後までご覧いただければ幸いです。

今回、2回目の「宮内家」さんへのライブ出演。今回のテーマは10月16日にちなみ(説明は動画内にて)「秋の10色」をテーマに、このコロナ渦のグレーな空気を変えたいなと、タイトルか歌詞に色が入っている曲を、色とりどりにお届けいたしました。

以下、セットリストです。

1.「紅葉」・・・童謡のこの曲をアレンジして、少し大人な「紅葉」にしてみました。

2.「秋時間」・・・季節ごとの深呼吸曲。8年ほど前に初めて作った「深呼吸曲」で、個人的には思い入れが。ぜひ、動画を見ながら、曲中で一緒に深呼吸してみてください。

3.「Harmony」・・・ここから、強力な助っ人登場。諸事情続きで、今回も急遽、新たにご縁をいただいて、ご対応い016_fただくことになりました。ギターサポートの宮里(Yoshi Miyasato)さん。短い準備期間の中、元々私の方で決めてあったテーマに沿った選曲で、この後のメドレーなど、ボリューム的にもアレンジ的にも、細かな注文や少々無茶ぶりがあったところ、見事お応えいただき、感謝しかございません。

「Harmony」 は12年ほど前に作ったオリジナル曲。空と雲の色のハーモニーのように、自分の心も調和出来たら・・・という思いを綴った曲です。当時のエピソードを含んだ曲紹介も動画内でしておりますので、ぜひご覧くださいませ。そして、「free…and more…」「To the exit」と共に、CDに入っている曲でもあります。

4.「カラーメドレー」

1)「SEPTEMBER」:竹内まりや(1979年)

2)「みずいろの雨」:八神純子(1978年)

3)「風は秋色」:松田聖子(1980年)

4) 「夢先案内人」:山口百恵(1977年)

5) 「桃色吐息」:高橋真梨子(1984年)

6) 「黄昏のビギン」:ちあきなおみバージョンにて(1991年)オリジナル:水原弘(1959年)

選曲と、安定高技術のギター伴奏はお楽しみいただけたと思うのですが、自分の歌唱は悔いが残るものでした・・・。最近は歌だけならそこまで緊張することはなかったのですが、今回は自分が感じている以上の緊張があったようで・・・発声に興味のある方のためのメモとしては、「夢先案内人」辺りまでは、緊張で横隔膜の支えが不安定で、声が震えがちで安定した伸びがありません。「桃色吐息」以降は、比較的持ち直した感がありました。

5.「瑠璃色の地球」: 松田聖子(1986年)

聖子ちゃん2曲目。80年代、リアルタイムでは、完全明菜派でした。中森明菜はレコードを全部集めていて、松田聖子はレンタルでテープで。とは言え、聖子ちゃんもよく聴いていましたが、特に大人になってから、彼女の歌唱力と楽曲の素晴らしさに改めて気づかされています。このコロナ渦でも話題になって、ご本人も40周年ということで、2020年バージョンを出されたこの曲ですが、話題になっているというよりは、元々この曲は好きで、以前からたまにライブで歌っていました。ただ、やはりこの時期、今回「秋の10色」のテーマの最後の曲には、ピッタリだと思い、選曲。この壮大な曲を、今回、原曲とは違ったアレンジにしたいと思い、イメージを宮里さんに投げて、仕上げていただきました。ぜひ聴いて(観て)みてください。

そして、まさかのアンコール!トップバッターだったのに・・・。仕込みでない、存じ上げない方発信と思われるお声に、驚きつつ、ミスで悔しい思いをした1曲目の「紅葉」をリベンジリピートさせていただいちゃいました。

さらに、お目にかかったことがないお客様から、ステージ終了後に「癒されました。」とお声をかけていただいたことは、自分の本番での出来に、溜息の中に埋もれてしまいそうな私を引き上げてくれた、救いの声で、私が癒されました。ずっとコンセプトにしていることが、伝わっている方が一人でも存在してくれていることに、心震えました。

前回に続き、ライブの厳しさと、嬉しさ、ありがたさの両極を体験させていただけた日となりました。

今回も、コロナ対策万全の宮内家さんにて、ステージに立つことができたこと、本当に感謝の限りです。お客様との間のアクリル板にも慣れつつありますが、「瑠璃色の地球」の歌詞にあるように、地球が守られた暁には、隔たりとなるアクリル板なしで、ステージからの交流ができることを願っています。

共演のお二方・・・自然の音(声)が聞こえるような美しい曲を、綺麗な歌声で、落ち着いた鍵盤弾き語りとMCで奏でられていた「hope」さんと、内面が紡ぎ出された曲を、情緒あふれる歌声で披露されていた「田中永美」さん。素敵な演奏に心打たれると共に、本番のパフォーマンス力の高さに刺激をいただきました。

そして、お忙しいところ、この状況下でも足を運んでいただいたお客様、様々な事情で、会場の外から応援いただいた皆さん、本当にありがとうございました!!

片頭痛も後鼻漏も、まだ症状はありますが、以前よりはだいぶ楽になってきました。今後は、避けられない緊張とどこまで仲良くなって、リハのレベルを本番で出せるかが課題だなと思います。

今年再始動したライブ活動。なかなか整わないコンディションや、予想以上に本番で緊張する自分に、今よりまともに歌えている数年前の動画を見ながら、もどかしく、溜息をつくこともしばしば。でも、これが今の自分。リングに上がらなければ、結果も出ない。今、その時、できることしかできないので、まだまだ青い、40代中盤ですが、まだ伸びしろがあると、一からスタートするつもりで、いただいた環境で、一歩一歩進めていきたいと、心に誓うのでありました。

そんなこんなで、今回の動画はこちら。撮影:小山さん(写真撮影と掛け持ちで大感謝!!こき使ってすみません!!!)

その写真(+大塚さんの撮影写真:大感謝!!)はこちら↓↓↓
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.3688633227838051&type=3

ありがたくも、引き続き、宮内家さんでのライブが決まっております。今のところ、直近でも来年になりますので、詳細は、後日改めてお知らせいたします。

 

Comments are closed.