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2020年2月8日ライブレポート

遅ればせながら、2月8日のライブレポートです。
再始動ということもあって、終了後、この2週間にいろいろと思うこともあり、自身の体調のことにも触れさせていただき、非常に長~い「読み物」になりますので、お時間、ご興味ある方は覗いてみてください。(毎回このボリュームではありません。)そうでもない方は、動画だけでも。よろしければ。ぜひ。

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再始動となった2月8日のライブから、2週間以上が経過し、お客様、関係者の皆さんのイベントでの感触も薄れつつあるところではあると思いますが・・・

この翌週16日のライブもあり、まだ不安な体調のメンテナンスなど・・・また、いろいろと考えることもあり、少々時間がかかってしまいましたが、お見せできる動画も完成したので、動画と共に、改めて、レポートとして残しておきます。そして、ライブ終了後、この2週間で考えたことを記しておきたいと思います。

既に、ご報告として書かせていただいた投稿で、「完走」という言葉を使いましたが、まさにそのような状況でした。

以前にも言及していることですが・・・
「アーティスト」としては、ステージ上で見ていただくものが全てだと思うのですが、経験しないと理解されにくい、私と同じような体調に悩む方々や、別の症状でも、ご自身の身体と闘っておられる方々からお言葉をいただいて、状況を共有できたことで、大事なお気持ちとパワーをいただけましたので、自身の身体と格闘中の「セラピスト」ではありますが、同じような境遇にいらっしゃる方への”何かしら”になればと、「セラピスト」として、お話したいと思います。

症状の原因や詳細は、別の機会にゆだねたいと思いますが、8日のライブでは、ギリギリまで、私のニ大持病が出て、緊張だけなく、体調との闘いでもありました。

元々の持病ではあったものの、ここ半年ほどは、ほぼ毎日、まともな日常生活が送れないほど苦しめられていた、片頭痛。

昨年終わり頃、自分に合った治療院が見つかり、大きな改善が見られつつも、まだ少々不安定な状況は続いているのと、プレッシャーで、本番前日は嵐のような夜でした。

当日は若干の頭痛はありつつも、支障がない程度に。しかし、この時、一番私を困らせていたのは、もう一つの持病の「後鼻漏」でした。これは、鼻水が前に出ないで、喉の方に流れてしまい、喉に張り付いたり、気管の方に行きそうになって、咳きこんでしまう症状で、酷い時には、ひと声出すごとに咳き込み、身体が辛いだけてなく、歌が成立しないので、ヴォーカリストには致命的なものなのです。そして、一度発症すると、なかなか治りにくい上に、炎症を起こしている上咽頭部(鼻の奥)は、ミックスボイス(地声と裏声の間の発声)で使う筋肉がある、重要部。歌唱時に使用頻度が高くなるので、この状態の時に歌うと炎症が引きにくくなるという、本当に悩ましいもの。

こちらは、一年ほど前に自分に合った耳鼻咽喉科が見つかり、発症してもすぐに持ち直せていたのが、今回、ひと月ほど前に発症したものが、その時の諸々の状況によって、治すことができないまま、本番を迎えることになってしまいました。正直、これには参りました。

ただでさえ、久々のライブへの緊張があるところ(久々でなくとも、人前での弾き語りの緊張は未だ強い)へ、これまでずっと準備してきたものが、この状態で、まともに披露できるのかという不安も、のしかかることになっていました。

加えて、まぁ、これは、笑えるハプニングですが・・・
リハと本番に間に、履いていたブーツの底が無残な姿で崩壊してしまい、本番前に焦って、ブーツを新調するということが起きていました。

・・・という長~い前置きがありまして、ここからが本来のライブレポートです。

初めてのOさんへの出演。
このイベントのタイトルは、「お茶の間調味料LIVE」・・・"ゆるく楽しむ"をモットー?としたイベントでしたが、私個人としては、4年半ぶりの本格ライブということで、経験豊かな皆さんのような余裕は全くなく、”ゆるゆる”ではなく、”ガチガチ”でした・・・が、会場の皆さんには、温かく向かえていただきました。20200208 LIVE at O

「fullmoon*bloom」のライブとしては、いつもテーマを決めてセットリストを考えているのですが、今回は、久々のライブということで、テーマは自己紹介もかねて、「fullmoon*bloom」に。”月” ”花” ”健康に輝く”(転じて癒し)に関する曲をお届けしました。

◆セットリスト

1.「The Rose」(Bette Midler)・・・bloomから、花つながり。私はこの詞で癒されます。

2.「雪の妖精」・・・季節ごとに作成した深呼吸曲。今回の動画は、皆さんに深呼吸していただく部分はカットしてありますが(理由は下記に)、16日の方の動画ではお見せできるかと。

3.「free...and more...」・・・15年ほど前に作詞作曲。11年前にCD化。
参考までに→https://www.amazon.co.jp/gp/product/B001PSNI0U?pf_rd_p=3d322af3-60ce-4778-b834-9b7ade73f617&pf_rd_r=9HPWTYA13H59779HCE2G
”与えられている自由の中で、その自由以上のものをしなければ”という思いと、一方で、この世に生きている限りは、何かしらの抑制の中で生きていると思うので、心の中だけは”自由になれ”という、自分にも向けたメッセージを込めて。今回は時間の関係で、ショートバージョンにて。

4.「うた」(Leyona)・・・癒される、明快かつ秀逸な歌詞。
5.「Honey」(Leyona)・・・歌詞の中に月。胸キュン曲。アンチエイジングにトキメキは重要!
アマチュア時代のライブを観て、ファンになったLeyonaさん。上記2曲は20数年来愛してやまない曲。今回、披露できてこの上ない幸せ。

6.「松原正樹メドレー」2月8日にちなんで、この日が命日の名ギタリスト、松原正樹氏が参加した売れ筋の名曲を。
北ウイング(中森明菜)→瞳はダイアモンド(松田聖子)→六本木純情派(荻野目洋子)→さよならの向こう側(山口百恵)

7.「Garden」(Sugar Soul)・・・歌詞の中に花。3コードでめちゃめちゃお洒落な曲。詞も曲も大好き。ずっと歌い届けたかった曲。今回のライブで初披露できて、この上ない幸せ。

ということで、今回公開する動画は・・・

冒頭の弾き語り2曲は、緊張で上ずった声を自分では聴いていられないので、全カットしたいところでしたが、雰囲気を知っていただくため、また歌唱分析的にも、歌に専念して、比較的緊張していない後半との違いのわかりやすい例になっているので、ギリギリお見せできるところを入れてみました。
また、ハプニングという名のミスを見られるのは、ご来場様の特権なので(笑)、その部分と、曲紹介以外のMCはカットしてあります。

こちらからどうぞ↓
https://youtu.be/QcfWvJmNYrY

ついでに、細かいことで、お客様に向かってお話しすることではないのですが、ヴォーカルに興味がある方々への参考までに。
「言い訳」ではなく、客観的な「ヴォーカル分析」(笑)としては、最初の弾き語り2曲と、3曲目「free...and more...」の中盤までは、緊張で横隔膜の支えができていなくて、声も震えて、息が吐ききれず、かなり不安定な歌唱。歌に専念してからは、前半に比べて声の支えはできているものの、上咽頭の炎症や、そこに居座っている痰で、高音の響きが悪く、低音も出切らず、音程が定まっていない。・・・細かいことは多々ありますが、ざっくりとこんな感じです。(毎度、反省分析をしなくてもいいパフォーマンスをしたいものです(^-^;)

本来は、本番にいいコンディションを持っていくのがパフォーマンス力の一つだと思いますが、力及ばず・・・今回、自分の置かれた状況を考えると、歌の間は咳き込まず、歌が成立しただけでも、良しとするしかないかなというところです。

当初は、本番までに治して、ヴォーカリストとして致命的な症状の話をするつもりはなかったのですが、現在も完治せず、治療中のこの後鼻漏。そして、今回治っても、またいつ発症するかわからない、なかなかコントロールが効かないこの身体に、日々、もどかしさを感じながら、なりやすい体質は受け入れるしかなく、でも、愛する歌を歌っていきたいので、今後も心身ともに試行錯誤の運転をしながら、なんとかやっていくのが、私のセラピストシンガーとしての姿なのかなと、落としどころを確認しているところです。

こうして口には出さなくても、様々なご苦労をされている、ヴォーカリストさんはたくさんいらっしゃると思います。何かしらの足かせがあっても、身体が動く限りは、歌に限らず、心からやりたいことがある方は、ぜひやっていただきたいなと思います。閉じ込められている思いが解放されて、明らかに、精神的に健康になると実感している最中です。

緊張と喉の不調から、自分自身の出来はよかったとは言えませんが、不調で家で動けない日々を考えると、多くの人に支えられて、この日、ステージに立ち、再スタートが切れたことは奇跡だったと思えます。

なんといっても、諸々の事情で外向きの活動ができない間も、起き上がれないような体調の時でも、自分の中から出てくる歌への思いが、口から歌となって出てきて、一人歌っていた、その歌をステージで歌えたことは、現在進行形で、魂が震えるほどの喜びです。

何かが動く時には、自分の中の強い思いが、殻をつついて、その音を聞き取ってくれる力(目に見える形でも、見えない形でも)が、その殻を破ってくれるという感じがします。自分一人の力ではない、様々な力をいただいていると実感すると同時に、思いの強さが物質化するのだと改めて思えます。

また、不調は、表面意識ではできるだけ避けたいと思っていますが、現状の自分に必要なことを教えてくれたり、現状打破や限界突破につながるきっかけにもなっていると実感しています。

そして、何かを外向きに発信しようとする人々は、人に見えない努力をしながら、何かしらの理由でそれを披露ができない時、そして、披露できたとしても、それが結果として出し切れず、悔しい思いを何度となくされていることだろうと、改めて思うわけです。

そう考えると、悔しい思いをできることは、その場を体験できているということ。それ自体もありがたいことです。

また、自分で思う出来だけなく、自分のやろうとしていることが、本当に誰かしらの、何かになっているのだろうかという疑問も。

そんな中、思いがけず、自分のしてきたことが間違っていなかったと思える、いくつかのお声をいただけた時には、心の底からこみ上げるものがありました。

いろいろと放出いたしましたが、再スタートをしたばかり。これから、できることを一つ一つやっていきたいと思います。

改めまして、お忙しい中、足を運んでいただいたお客様の皆さん、場所を提供いただいたOさん、企画バンドの醤油マヨ塩コショウの皆さん、共演者の皆さん、そして、Oさん出演の縁をつけていただき、弾き語りだけでは限界がある私のサポートを引き受け、守備範囲外の要求に応えて私の歌を活かしてくれた本田さん、本当にありがとうございました!

そして、ライブ前も、本番の日も、ライブ後も、直接お会いできない方々から、たくさんの応援の思いをいただき、パワーをいただきました!
ありがとうございました!!

◇共演者さん(出演順)
1.「TAKE LIFE...

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