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たまにはスポーツネタを①-同級生の活躍の軌跡-

全然タイムリーではないのですが、昨年の出来事の中で、投稿しそびれていたスポーツ関連のものを2つほど。

エクササイズ的なもの以外に、自分が本格的にスポーツをするということに関しては、
中学時代の部活以降、基本的には縁遠いのですが、主人にお付き合いする形で「観戦」
「観賞」する機会が増えました。

主人が熱狂的レッズサポーターのため、シーズン中はたまにホームの埼玉スタジアムや
アウェイの会場に付き添うことも。

熱狂的サポーターの近くに長くいると、さすがに、お付き合いというだけでなく、
応援する気持ちになるわけですが、一昨年までは、応援する別の理由がありました。

というのも、一昨年まで選手として20年間、レッズ一本、現役で活躍していて、
「ミスターレッズ」と呼ばれていた選手、高校時代の同級生「山田暢久」君がいたからです。

当時、静岡の藤枝東高校は、しばらく「古豪」と言われていた時期から脱出しようと
していたところで、藤枝中学の全国優勝の立役者を、当時公立ではめずらしく、
ひっぱってきたそうなんです。その中の一人が、山田君でした。

山田君は一年生からレギュラーで活躍していて、二年生の時には、全国大会の一つ、
「ユース大会」で、全国優勝をしました。静岡から応援のバスに乗って、
まだ当時の私にはものめずらしかった東京まで、勝ち進むごとに何度か応援に来た
想い出があります。

残念ながら、一般的に有名なインターハイや選手権では優勝できなかったのですが・・・
それは、当時ライバル校として名を馳せていた「清水商業」。通称「キヨショウ」の存在が。
この清商のゴールキーパーには、これもまた一年生の時からレギュラーで、
日本代表で活躍した「川口能活」選手がいて、よくゴールを阻まれていたのでした。

その藤枝東高校の同級生の中で、唯一、高校から直接プロに進んだのは、山田君唯一人
でした。

なんとなく、ひょうひょうと、というか、のらりくらり的な感じで、監督、選手内でも、サポーター
からもいろいろと言われることが多かったようですが(笑)、キャプテンにもなり、その
時に現時点ではレッズ唯一のJリーグ優勝をしています。

そんなこんなで、前置きが長くなりましたが、その山田選手が、一昨年で現役を引退。
18歳から38歳まで、プロのスポーツの世界の第一線で活躍していたというのは、本当に偉業
だと思います。

山田暢久選手引退試合実際の引退は一昨年のシーズンの最終戦だったわけですが、昨年の7月5日に、浦和レッズの
チーム内での引退試合があり、サポーター一家である主人の両親と共に、4人で観戦にいったのでした。

昨年も、もう少しのところでリーグ優勝を逃し、2006年の優勝からしばらく遠ざかってしまっているのですが、その優勝した時期に活躍していた選手が、国内外から集まっていたり、今は解説でお馴染みのこれまた「ミスターレッズ」の福田正博氏や、まさに現在の日本代表キャプテンの長谷部選手の姿もあり(契約の関係で試合には出られませんでしたが)・・・

試合自体は、現役選手 vs 歴代選抜で、終始「遊び感」のあるものでしたが、息子さん(高校1年生だとか・・・こんな大きなお子さんが!あと、とってもかわいい娘さんも会場に。)も試合に出場して、親子対決があったり、見どころ満載のイベントでした。
(選手の姿など、様々な写真は、残念ながら、肖像権の関係で掲載できないのですが・・・(泣))

主人に出会うまでは、実際に山田君が出ている試合を観ることもなかったし、「浦和レッズの中の山田君」を知ることもなかったわけですが、たくさんのファンを抱えている存在だということを改めて感じましたし、こうした縁にもまた感謝です。

継続するというエネルギーはとても大きいものです。
同じ意識では、同じ位置を維持することさえも難しく、ましてや発展するためには、
現状維持以上の異なるエネルギーが必要になります。

現在はスカウトという新たな仕事に挑戦されているようですが、とにもかくにも、家族を守りながら、世に認められる選手を続けてこられた山田選手に、敬意を表します。

追伸:ちなみに、長谷部選手、ゴン中山選手(レッズには関係ないですが)も藤枝東高校出身者。 Read more